3歳の七五三お着物お直し

11月は長女の3歳の七五三へ、春日大社へお参りしてきました。

この日を迎えるにあたって、お宮参りの時にも羽織らせていた子供用の着物(私のおばあちゃんが買ってくれて、私も昔着せてもらっていたもの)を、3歳の七五三用へと自身でお仕立てさせてもらいました。

と、偉そうに言っていますが、義妹が和裁の学校を出ていて、それで着物を直すのを一緒にしてみないか?と誘ってくれたのがきっかけでした。

和裁も色々道具や技法があるようで、自宅でやるよりも速いし確実だということで、東大阪の方の先生のもとへ、2人でご指導してもらいに行ってきました。

今回のお直しは、子供の身長と肩幅に合わせて、身揚げ、肩揚げと、お袖の角を丸めて元禄袖というものに直すのがメイン。

  

私は慣れない作業で、手が遅く、最後の方は先生に手伝ってもらった箇所も多くありましたが、なんとか完成。

出来たつもりになってましたが、

長襦袢も同じように仕立てしないといけないということに気づき‥こちらは頑張って一人でなんとかしました。
   
   
実はこの着物のお直し、本当はおばあちゃんがいつもしてくれていたので、夏頃に教えてもらいに行こうと着物を持って訪問しに行ったのでした。

するとおばあちゃんがめずらしく熱を出したといって寝込んでいて、また元気になったらにしようと、着物については触れずに帰ったのです。

翌日から入院生活が始まり、体調は悪化してしまい、娘の晴れ姿を見せることは出来ませんでした。

優しくて大好きやった、おばあちゃん、天国で見ててくれているかな。